​Baby Sign × Englishで
育った子どもたち

ハナハウスで最初にBaby Signingを始めた第一号の赤ちゃんは、もういまや、中学生になりました。
これまでの13年の歴史の中で、私たちはBaby Signingと共に育つ赤ちゃん、そのファミリーと共に歩み、その成長を見守ってきました。
「赤ちゃん、そしてその後の幼児期にサイン育児や英語育児をやったとして・・・そのあとはどうなるの?本当に意味がある?​」
そんな疑問にお答えするために、ハナハウスベビーのその後の姿、少しずつですが、ご紹介させていただきます。

​◆T家のおはなし◆(現在13歳&10歳) 

娘二人(現在中学1年、小学3年)を生まれた時から日本語+英語+米国手話(サイン)の3つで育ててきました。

 

長女も次女も8ヶ月頃ファーストサインを始め、1歳頃は20~30程度のサイン、1歳半になる頃には150~200程度のサインをしていました。発話は早くなかったので1歳半になっても言える言葉は数語でしたが、サインのおかげで日常会話は問題なくすることができました。

 

楽しかったのは日常生活ができることだけでなく、幼い娘が何をどう考えているのかが分かるというのは、私にとては感動と驚きの連続でした。例えば、2歳の頃、娘はまだfish(魚)を絵本でしか見たことがなかったのに、食事で切り身を出したところfishをサインをしたのです。あるいは絵本の中でしか見たことがなかったお月様を外で初めて見つけた時など、どうして分かるのだろう?と子供が物事を理解しているプロセスが手にとるように分かることがとても面白かったです。

サインがあるので娘は世の中に存在する不思議なものをたくさん見つけていました。水道の蛇口の中にある星(star)や歩道ゲートに隠れているTの形など。それは本当に楽しい日々でした。

もう1つ驚いたのは、サインのお陰で2歳前後ですでにアルファベット、スペルに興味を持ち始め、親が教えることなく4歳の頃には絵本を一人で読めるようになったことです。サインはスペルの最初の文字が使われていることが多く、そのことに子供は一人で気がついて学んでいたのです。

4歳までにサインを通して英語の基礎ができた娘は6歳の時に何の準備もなく英検の準2級に合格し、今も英語でサイエンスやロジカルシンキングを学ぶクラスをハナハウスで楽しんでいます。また米国手話と親しんできたことで英語だけでなく、米国手話という存在、障害がある人とともに歩む世界についてなど、サインは娘に様々なことを教えてくれました。

◆​K家のおはなし◆(現在7歳&5歳&1歳)

現在7歳の長女が7ヶ月の時に、サインと英語を同時に教えてくれる教室はないかと探してハナハウスに出会い、サインを始めました。あれから7年、今も3人の子供たちを日本語と英語とサインで育てています。

最初、物言わぬ7ヶ月の赤ちゃんだった長女にサインをしてみても当然なんの反応もなく、「本当にこの子がいつかサインなんてするのだろうか」と半信半疑だった事を今も懐かしく思い出します。

Heidiの「諦めずに使い続ければ必ずサインは出るから」の言葉通り、ある時ついに「サイン」という言語に気付いた娘は、最初にMilkとMoreのサインを使いだし、そこからは与えれば与えるだけ、まさに乾いたスポンジのように言葉を吸収して、たくさんのサインと拙い言葉(Outsideを「あーしゃい」というような)を駆使して自己表現をするようになりました。

目を離したすきにティッシュを全部出した1歳になりたての娘に「何をしてるの?」と聞いてみると、ニコニコと「Socks」のサインをして「ティッシュを1枚ずつ足に乗せて靴下にしている」と教えてくれました。ごっこ遊びをするのは幼児からと思っていたので、赤ちゃんにももう「何かに見立てる」という知恵やイマジネーションがあることにとても驚いたのをよく覚えています。

私のBathの発音がおかしいと、怪訝な顔で「Bus?」とサインで聞き返されたり、葉牡丹を見ている時に「きれいなお花ね」と話しかけられて「No Flower. Leaf(お花じゃなくて葉っぱだよ)」とサインで返事をしたり、一般的に赤ちゃんとされるような乳児でも大人顔負けのコミュニケーションができることに、私自身も、夫や祖父母などの周りの大人たちも、何度も何度も驚かされました。

おしゃべりが流暢になってからは、サインの出番は減りましたが、英語は変わらず我が家に根付いていて、7歳になった今も変わらずアニメや映画は英語で見たり、英語の本を読んだりしています。ハナハウスのドラマクラスにもお世話になっていて、セリフや歌の練習も楽しんでいます。「知らない言葉はまだあるけど、英語がわかるの楽しいよ!ハナハウスの先生とも話せるし」とのことで、最近は英語で日記や物語を書いたりお気に入りの本を音読するのが楽しいようです。

英語を勉強として位置づけていなかったのですが、先日試しに英検4級の過去問を解かせてみると難なく解くことができたので、今後、一つの目安として英検の取得にもトライしてみようかなと考えています。